個人情報
個人情報について
個人情報については、医療現場だけではなく色んなところで注意喚起されるものです。
病院の外来受診時に関しては、
名前で呼ばれる場合→個人情報だろ
番号で呼ばれる場合→囚人みたい
といった理由で賛否分かれるところであります。
今日は僕の病院で、個人情報に関して思うところについて書いていきます。
まず患者入院時、アナムネ聴取はホールで行ないます。入院患者が複数いる場合でもホールで行われます。
名前、疾患名、手術日、既往歴、家族の名前・連絡先など。。入院時に確認しなければならないことは多数あります。それを別患者や付き添い家族も複数いる中で行なうので個人情報ダダ漏れです。
続いて、看護師は患者ワークシートとパソコンを持って業務します。たまに廊下にパソコンを開いたままで尚且つワークシートも表向きでパソコン上に置いたままその場を離れる看護師がいます。廊下を通った患者に、パソコンやワークシートの患者情報がダダ漏れになります。
続いて、家族への術後説明はナースステーション内にある一室で行われます。当然ナースステーションの中を通ることになりますので、中にある情報が丸見えになります。
そんな僕の病院の個人情報保護?事情です。
アナムネ聴取は、空いた個室を使ったり、ホール内で距離を取ったり、聴取方法の工夫などで保護できます。
パソコンやワークシートの公開は、個人の注意力の問題です。なんとかしてほしいです。
術後説明に関しては、別室があるのでそこを使えば良いのですが、、
我々看護師は患者の命もそうですが、情報も守らなければいけません。個人で注意していくこと、必要時は病棟のやり方を変える提案をしていきましょう。