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インシデント共有
インシデント
インシデントの共有では、僕の勤務先のものと他施設からのものをランダムに送ります。
【インシデントのジャンル】
・ドレーンチューブ接続外れ
〈インシデント内容〉
・TKAの手術をした患者。主治医がドレーン抜去をしようと訪室したところ、集液ポート接続部が外れているところを発見した。
〈挙げられた改善策〉
・接続部が外れないようテープ固定する。
SBドレーンはチューブの中間に、集液ポートと呼ばれるY字コネクターがあります。今回はそこが何らかの拍子で外れたのでしょう。外れやすい箇所はもう一つ。チューブとバックの接続部です。
僕の病棟でもこれら2つの接続部には注意しています。
改善策にテープ固定するとありますが、テープ固定にも種類によっては注意点があります。
僕の病棟ではシルキーポアで接続部を固定していますが、シルキーポアって重ねた時の粘着があまり強くないんですね。なのでグルグル巻きは逆効果。重ならないように螺旋状に固定するのがドレーンチューブ固定におけるシルキーポアの有効な使い方です。ぜひ試してみてください。
寄せ書き
テンプレート
嬉しいことに退職が近づいて参りました。
散々退職者を見送ってきたけど自分の退職は今回が2回目。
いざその瞬間になったらどんな気持ちになるのやら。。
さて、退職となると思い浮かぶのは寄せ書き。
退職者に向けてみんなで何か一言二言書いて集めたやつ。
僕ももちろん書いた経験はあります。
そんな寄せ書きですが、もしあなたがもらう側になった時はどんなメッセージが欲しいでしょうか。その人との関係性にもよりますが、正直一番どうでもいいと思うメッセージは定型文ですね。
○年間お疲れ様でした。
○○さんと一緒に仕事ができて嬉しかったです。
○○さんに教わったことを忘れず頑張ります。
本当にありがとうございました。
お体ご自愛ください。
など。
嫌いなやつへ送るメッセージだったり、その人と関わる期間が短くて思い出が何もないとかだったらしょうがないですが、そうでもない場合は目上の人へのメッセージだとしてもそこまでかしこまらずに個別性のあるものを書いた方がもらった側は嬉しいです。
僕が看護師になりたての頃、退職や部署異動はもちろん目上の人が多かったため、かしこまったかた〜いメッセージばかりを書いていました。
看護師4年目ぐらいになった頃、僕の3つ上の先輩が退職しました。名前は米山さん。みんなから米(よね)と呼ばれていました。米山さんがもらった寄せ書きを見せてもらった時、僕は衝撃を受けました。米山さんと仲が良かった先輩からのメッセージ、、
米
だけ。
寄せ書きって別に文章じゃなくていいんだ。これは面白い。
と思い、それから僕は本当に書くネタがない人以外に対しては、「クスッ」だけでも一笑い起きるような個別性のあるネタを書くようにしています。
寄せ書きを見た時、定型文がズラーーっと並んでるのよりよっぽどいいでしょ。
あなたも寄せ書きを書く時、何か1ネタかましてあげましょう。
本当に仲の良い人だった場合でも送りたいメッセージはどうせ寄せ書きレベルの量じゃ伝えきれないのでLINEでもするはず。
縁起
4と9について
「4」と「9」は縁起が悪い数字とよく言われています。
4は死(し)、9は苦(く)だからです。
僕が働いている病棟は2階なんですが、204,209,214号室などの4と9がつく部屋はありません。
入社当時は、気にする患者もたまにいるからそれはそれで統一されてるならいいかな。ぐらいに思っていました。
がしかし、僕はすぐ気づいてしまった。4階病棟は普通に存在するじゃないか。他の階と同じように401,402,403,405…と続いている。
そこはいいの?
4と9使わないなら使わないで統一したほうがいい。まぁ4階フロアの病棟なのに4以外の数字から部屋番決めるとわけわかんなくなるので、気にせず4と9も使うで統一したほうが逆に患者側としても気持ちいいんじゃないかな。
使われてるところもある。ってなった場合、入りたくない感増しますよね。
本当ツッコミどころ満載な病院ですな。
よかったよ退職決めて。
あと1ヶ月の辛抱。
それまで夜露死苦〜
合ってる?
健康寿命
昨今の日本の問題として、「少子高齢化」があります。
その名前の通り、子どもの数が減り高齢者が増えることですね。
少子高齢化ではよく↓こんなイラストが使われたりします。
若年者◯人で高齢者◯人を支えるみたいなこと言われていますが、それは数字だけの判断なんじゃないかと思っています。
平均寿命のように、健康寿命という言葉があります。
健康寿命とは「心身ともに自立し、健康的に生活できる期間」と定義されており、医学の進歩により、平均寿命とともに健康寿命も伸びています。
つまり、年齢だけ見れば高齢者は増えるが、健康寿命すなわち自立した高齢者も増えている。定年の引き上げもあり、必ずしも若年者だけで支えるわけではないということ。まぁ支える側にまわるわけではないが、支えられなくても済む層もある程度いるわけで、それを加味した計算なのかは微妙ですよね。
高齢者の割合って話ならわかるんですが、何人で支えるって話だとまた数字が変わってくると思います。
僕はあまりニュースを見ないので、この考えが間違っていたらすいません。
マスク
新型コロナウイルスにより、医療従事者だけでなく今や国民の99%以上の人がマスクをしているのではないでしょうか。
マスクにもメリット・デメリットとありますが、今はメリットの方が上回るから皆マスクを装着しています。
メリット
・感染予防(お互いに)
・様々な理由で口元ピンチの時に隠せる
デメリット
・肌荒れ
・表情がわからない
・苦しい
などが挙げられます。
僕らの仕事は、患者が安全・安楽に入院生活を送れるよう援助する必要があります(病棟の場合)。今のこのご時世、マスクは必要ですがそれに伴って僕らの表情は患者に伝わりにくく、場合によっては極端かもしれませんが安楽を阻害する可能性もあるわけです。
そこで、患者から見えているマスク装着部位以外のところ、目やボディランゲージが重要になってきます。
ボディランゲージというくらいですからね。直訳すると体の言語です。
目だけで伝わる表情作りだったり、身振り手振りを交えた伝え方だったりが今は特に必要な手技ですので、いつになったらマスクを外して患者対応できるのかはわかりませんが、今しばらくはこの辺を意識しながら患者と接していきましょう。
僕は顔が恐いとよくスタッフに言われるので注意していきます。。
今のマスクの機能が備わった透明なマスクがあればいいのにね。
PS..甘いマスクも手に入れたい。。。