KYTの違和感
KYT
看護師ならKYTって言葉は聞いたことあるはず。
危険予知トレーニングのことですね。
病院によっては定期的にKYTをやっているところもあるかと思います。
ただこのKYTですが、間違ったやり方をしているところがあるんじゃないかなと思っています。
間違ってるところが明らかなイラストでトレーニングしてもそれはただの間違い探しであってトレーニングではありません。
「危険予知」なんですから、普通の状況のイラストから
ここがこうなったらこういうインシデントに繋がる危険性がある
という風にイラストの状況の先をイメージして考える必要があります。
KYTをたくさんやることで、実際の現場でも「今のこの状況だとこういうリスクがあるな」と考えながら仕事できるようになり、予想外のミスは明らかに減ります。
つまり!常に自分の中でKYTしながら業務するということです。新人に教えるとき以外は正直もうイラストなんかいりません。
想像力豊かに、柔軟に考えながら仕事してみてください。
さて最後にKYTの違和感について。
と言いましたが、、変ですよね。
なんで「訓練」じゃなく「トレーニング」なのか。
また「危険」と「予知」の部分が日本語読みをローマ字で書いたときのKiken Yochiの頭文字をとっている。誠にダサい。
日本語は日本語、英語は英語で頭文字をとると
き・よ・T
になります。これはこれでウケますが。
なんでも頭文字をとって繋げればいいってもんじゃないですよね。
日本語なら日本語、英語なら英語でどちらかに統一した方がまとまってて気持ちがいい。