インシデントレポート
インシデントレポートについて
今回はインシデント共有ではなく、インシデントレポートについて書いていきます。
僕がちょいちょい更新している「インシデント共有」は、実際に起きてしまっているので詳しくはアクシデントです。
未然に防げて大事にならなかったものが本来のインシデントですが、おそらくほとんどの方が起きてしまった事象もひっくるめてインシデントと言っているのではないでしょうか。
そんなインシデントレポートですが、あなたはインシデント事象が発生した時、毎回レポートを書いているでしょうか?
インシデントレポートはマイナスなイメージが強く、「こんなミスをしてしまいました。すみませんでした。」という言わば謝罪文のように捉えている人も多いんじゃないかと思います。
しかし本来の目的は違います。
こういう状況でこんなインシデントをした。同じことが起きないようにみんなも気を付けてね。というまさに共有です。
また、起きたインシデントの機会に、もっと簡単で抜けのない方法はないかなどの話し合いまでできれば業務改善に繋がります。インシデントのカンファレンスがなかったら生まれなかった業務改善かもしれません。
みんなインシデントをしたくてしているわけではありません。
繁忙・多重業務で、つい確認が疎かになってしまうことだって時々あります。
そんな状況で起こったインシデントの原因を噛み砕いていって、病棟・病院全体で共有していくことで、自分だけでなく他のスタッフも同じミスをしないよう注意していけるので、ミスの反省も必要ですけどみんなと共有という意識も持ってレポートを書いていけるといいと思います。