使えてない。
非接触体温計
新型コロナウイルスの流行により、非接触体温計を目にすることが急激に増加したと思います。
今や公共施設にはほとんど設置してあるんじゃないかってぐらい置いてありますね。
正直僕は、あれ意味あるのかな、、って思っていました。冬場の寒いところからきたら低く出るし、逆に夏場の屋外からきたら高く出ると思います。だから正確であるはずがないと思っていました。
それもそのはず。
調べてみると使用方法には、
・測定する前に15分〜30分ほど非接触体温計を環境温度に慣れさせておく。
・飲食・運転・入浴・外出後すぐには測定せず、15分〜30分待ってから測定する。
と書いてあります。
↑の様な条件下で測定しないと意味はないのです。
非接触体温計を設置している公共施設のほとんどは入館してすぐのところにあり測定条件を満たしていないため正確ではありません。
新型コロナウイルス感染拡大防止のためにはやはり腋窩での体温測定が必要だと思います。面倒であっても、時間がかかっても、公共施設入口が渋滞になっても、感染拡大を防ぐために体温を測るのならそこまでした方が良いと僕は今更ながら思います。
ではきちんと15分〜30分間、非接触体温計も自分の体も測定環境に慣れさせてから測定すると、、さすがに実測値との乖離は小さいことがわかりました。
そりゃあんなに世に出回ってる商品なのでそうでなきゃ困りますね。
なのでもし非接触体温計を使用する場合は、適切な測定条件下で行ないましょう。でないとその体温計の意味がないので。